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大人のおたふく風邪後編

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県病に着き診察券を出し待つ事、数十分…。
ふと受付の窓口を見ると「只今重篤患者診察中」
の文字…。
まだ時間掛かるのだろう…と思い、なにげに思いだす
数か月前に急性胃腸炎で来た時も張ってたジャン
しかも以前から剥いだ形跡無し
ただ単に医者足りてないだけでは…?
とかなんとか思っていたら
「鈴木さ~ん」
やっと呼ばれました…。しかも、またまた先に居た2~3人追い越して
案の定「コチラへどうぞ」と誘導された場所は
普通の診察室ではなく 感染ナントカって書いてある厳重な
扉付きの特別室…。
直ぐに診察してくれるのかな…?と思っていたら
体温を測り、軽い問診を済ませ
「しばらくお待ちください」と看護婦さんは
厳重な扉をピシャリと閉めていなくなりました。
今更隔離するくらいなら受付したらすぐに隔離した方が…。
うすら20分はただの?待合室にいましたけど…?
とか思いつつもまた静かな隔離部屋で待つ事10分位…。
やっと来ました。
お医者様が開口一番
医者  「なんでおたふくだと思うのですか?」
オイラ 「〇〇内科で八月末に診察してもらいその時は熱はなかったんだけど…。」
医者  「んで〇〇内科の先生は何と言ってました?」
オイラ 「………?  おたふく。」
医者  「何か検査とかしましたか?」
オイラ 「………?  血液検査と尿検査。」
医者  「それでなんとでましたか?」
オイラ 「……… だからおたふく
医者  「似たような症状で耳下〇☓△症ってのもあるのですが…?」
オイラ 「血液検査でナントカっていう数値が上がってて、ナントカって
     いう数値が下がってるからおたふくって診断されました
医者  「その数値表持って来てますか?」
オイラ 「持って来るの忘れました
医者  「で、今どんな感じですか?」
オイラ 「昨晩から熱が下がりません…。〇〇内科から
     貰った解熱薬がなくなって…。あとタマタマが猛烈に腫れて
     痛いです。ちなみにタマタマは〇〇泌尿器科で昨日診察
     して貰いおたふくによる副睾丸炎と診断されましたが…。」
医者  「見せて貰えますか?」
オイラ 「はい。」
 この時、診察台?ベット?にズボンを下ろし
医者+研修医+看護婦の三人にみられるが…
医者  「腫れてるね~。私専門医じゃないから詳しい事
     あまり良く分からないけどおたふくの合併症ですね~
     あとズボン上げて結構です。」

見る必要なかったと思います…。
見られ損。金取るぞしかも、専門医じゃないって

医者  「おたふくには特効薬というものがないので
     熱冷ましの薬出しておきますので、あとは月曜日に
     〇〇内科に行って判断もらって下さい。
     あとはそちらの椅子でお待ち下さい。」
オイラ 「…。」

散々待たせられ、ち〇こ見られ最後には丸投げ…。
だから最初に解熱薬無いって言ったじゃん
特効薬無いのも知ってるし…。苦しいから来たのにほぼ問診で終わり…。
だったら今すぐココで薬飲ませろ(ちなみにここでの検温時39.0度)
 
しばらく医者が研修医とパソコンでなにか打ち込み
「じゃあ暫くこの場所でお待ち下さい。」と、いなくなり
最後に看護婦さんが
「会計とお薬はココでおねがいします。後ほど伺います。」
完璧に嫌われ者です…。しかし財布は嫁に預けてたので
「嫁に財布預けてるので、支払いは嫁に言ってもらえれば…。」
というと
「わかりました。すべて終わり次第、事務のものがココにきますので
そうしたら後は帰宅してもよいので。」

せめてここから出せよ院内感染が不安なら駐車場の車で待つちゅう~の
と、思うも何も言えず…。この時頭の中でJ-WALKの
「何も言えなくて…夏」がエンドレスで鳴ってました…。
15分位(ここには時計すらない)たったでしょうか事務?の人が迎えにきて鍵が開き
(オートロック付き)やっとのことで勾留期間終了。

やっと家に帰れると車に乗り込み、時計を見ると8時45分。約二時間も
無駄?に過ごす…。
帰りの車内で嫁が「モス買って行っても良い?」
駄目とは言えね~し。自分的には早く横になりたいのだが…。
嫁が再び「なんか飲みたい物ある?」と聞きましたが
オイラは「水飲みたい…。てか薬早く飲みたいし…。」
自分的に早く帰りたいアピールでしたが
気のきく嫁…。ローソンにPITINです。いろはす買ってくれました。
逆効果。
そのあとしっかりモスにも寄り…。またもやフラフラしながら予定時間?
を大幅にオーバーしやっと帰宅。
転がるようにベットイン…

次の日も38.5~39.8度の行ったり来たり…。
痛いタマタマも我慢し、ほぼ寝返りも出来ず…。
ご飯も食べれず…。
嫁が仕事から帰って来て「汗かいてのどが渇いてると思って
スポーツドリンク買ってきたよ。」
良い妻を貰いました感謝です。
冷えてるうちに有り難く飲もうと思い蓋をあけ…
ラベルを見ると「カロリーZERO」…。
こんな時でもダイエットです…。
病気の時はせめて普通のポカリにして欲しい

翌日嫁も休みだったので〇〇内科に連れっててもらい診察を受け、
薬を処方してもらい、座薬をもらいます。先生曰く熱冷ましに一番効果が
あるそうで…。
自宅に戻り熱を計ると38.0度。座薬を使う程ではないので処方された
漢方薬を飲んでひたすら寝る。
目が覚めるたびに熱を計り
平均で38.5度位…。
一度39.5度まで上がるが座薬が苦手なので少しガマン
翌日朝目が覚めなんとなくスッキリ
体温測ると37.3度まで下がる今まで高熱だったからか、
この位の体温なら全然フラフラしなくなります。
10時位に軽~くご飯を食べ一眠りし、体温を計ると…
36.5度。 不安?になり二度測るが同じ
やっと終息です。
ほぼ4日寝込み、高熱、頭痛がやっと終わりました…。

今現在まだタマタマは2倍ほどの大きさですが
痛みはピーク時の1/10位に収まっています。
自分は片タマでまだマシですが、ごく稀に両方いってしまう事も
あるそうです。そうなるとまったく種ナシになってしまうそうです…。
まだおたふくにかかっていない人は予防接種をおすすめします
金額は大体1万円程度だそうです。
このタマタマの痛みを味わうと安い位です

大人のおたふくはマジで大変です。

青森店 鈴木

     

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